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過去ログ:サバイバルな生活<at 2001 02/26 06:43>

友人シュネーと話していた時のこと。
日本で気がつかなかったことを思わず気がついたことがあった。それはシュネーがぽつりといった言葉:文字通りニューヨークの生活ってサバイバルなんだねぇ。そこで生活してるんだモンねぇ、すごいよねぇ。
という言葉に触発されて思ったことだ。

 先日クイーンズ地区のジャクソン・ハイツに用事があって出かけた。あたしは何を血迷ったかジャマイカと聞き間違えてFラインの終点まで言ってしまったという恐ろしいおまけがついた日だったのだが。
 
ジャクソン・ハイツは駅前にチェースマンハッタン銀行はあるし、バス停が駅に隣接していてなかなか便利そうな場所だった。「なんだぁ、うちの近所よりも便利そうじゃないの」と思ったのだが、駅から少々離れたとたんに昼間からたむろっている男達を見かけた。彼らは仕事がなく、他に何もすることがないので一日中そこでだらだらと過ごす他にないのだ。それが数人だったら「そうかぁ、仕事がないのかぁ」で済ませられるのだが、驚くことに5ブロック以上も同じような男達がたむろっているのである。アメリカの景気が徐々に後退しているというムードが漂っている中、すでにここジャクソンハイツでは不景気ムードが漂っている。

 日本人ではない友人にも、「ここで生きていくにはグリーンカードがなくてはなにもできない。犬死するのがオチだ。」と言われた。彼は母国ではそこそこリッチな家庭だったのだが家を出て、台湾に数年、そしてアメリカにきて現在は自分でビジネスを手がけている。

今では結婚を通じてのグリーンカード取得はかなり時間を要し、グリーンカード目的の結婚はかなり難しくなったが今でもなくなったわけではない。現在は100万円が相場ではないかと彼は言っていた。ワタシからすれば、自分のキャリア(やりたい仕事、なりたい自分)を積み上げていくのにアメリカで無理なら、もちろん日本に帰るという選択肢があるので「愛のない結婚でグリーンカードを狙うか、それとも日本に帰るか」という選択肢を迫られたらもちろん後者を選ぶ。だが、他の国から来た人たちは「国に帰る」という選択肢はない。不法滞在をしている場合は「10年間アメリカ再入国禁止」という欲しくないオマケもついてきてしまうので、国に一時帰国ということさえもできないのだ。

その私の友人のところには給料が安くてもいいから働かせてくれとくる人が後を絶たないという。その時給は6ドル。日本では信じられないだろう。あたしの住んでいたところのコンビニで高校生の時給が580円だったのに。

こんな環境の中、どんな仕事であっても「H-1(労働)ビザを取得して、仕事をしませんか」といわれるのはかなり幸せな人らしい。

あなただったらどうするだろうか。
好きじゃない仕事でも得るか。
それともやりたい仕事を待つか。

どちらにしても、サバイバルは必須だ。
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by agua_de_marco | 2005-01-02 22:00 | 宛先はNY

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