宛先はコチラ


過去ログ:いいおとこをつかまえるための法則?<at 2001 03/01 14:19>

ベットの上でうつらうつらとしていた。あっ、もうちょっとで、もうちょっとで完全に意識が遠のく、あ~なんていうことを思いながら、口が半開きになっていた。ちょうどその時に電話のベルが鳴った。もう駄目よ、あたしのココロはゆめもよお~(by井上陽水、替詞byゆうり)なんて思っていたのだが、ベルが鳴ること3回にして留守電に切り替わり、久々の友人からの電話だということが分かったあたしは慌てて起き上がり、あちこちにカラダをぶつけながら受話器を取った。

ちょっときいてよ~、なんていう半泣きの声だった彼女の様子から、また「愚痴り聞きモードだな」と判断し、長時間の電話になることを予測した。その時刻0:00過ぎ。ま、1:00までに終わればいいかな?

が、彼女の次の言葉はあたしをよろめかした。
「ねぇ、今日やっと『ルールズ』を買ったの。古本屋で安くてさぁ。」
は?ルールズ??なんですかそれ???

「いい男を捕まえるための手段でね、ジャクリーン・ケネディもコレを読んでケネディを捕まえたんだって。」
はあ・・・・。でも何でそんなに鼻息荒いのさ?
「あたしが今までもっていたのって『ザ・ルールズ』だったのね。でも、それにしたがってラブレターとか書いていたら全然だめでさぁ。いままでうまくいかなかったのよぉ。」
ふむふむ・・・。
「でも、これは大丈夫!!『ルールズ』だから。実績もあるし。『ザ・ルールズ』とは違うから。」
ふーん、違うんだぁ。

あたしはベッドに横になり、思わずわき腹あたりをポリポリ掻いて彼女の話に聞き入った。
で、どう違うの?

「なんかね、『ザ・ルールズ』は、『そのままの自分をさらけ出しなさい』とか、『かっこ悪い自分を見せて、それからいい印象を作っていきなさい』っていうやつだったのね。だからラブレターの内容も『そのままのあたしをまるごと好きになってください』っていうやつなのよ。」
はぁ・・・。なるほどね。

彼女の話に相槌を打ちづつ、あたしはベッドから身を乗り出して机の上にあったコップにポットからお湯を注ぎ、ハーブティを作りはじめた。
「でもね、『ルールズ』は違うの。丸ごとみせちゃいけないの。ハイクオリティの人を狙うなら、自分もハイクオリティにならなきゃいけないの。だから『最初からすべてを見せてはいけません。あなたは恋愛ステージのヒロインになりきるのです。』っていってね・・・。」
ふむふむ。ズズズッとハーブティをすすりながらうなずいた。
「毎回違う自分を見せるんだって。」
はあ、疲れそうだね。
「それに『カレが家にくる時には、生活を匂わせるものを部屋に置いておいてはいけません。化粧品、パック、ぬいぐるみ。ごみさえもです。すべて押し入れにしまっておきましょう』って。」
・・・根本的にごみはかたずけなくていいのか??
「しまいには、『健康を維持し、化粧のテクニックを学びましょう。どうしても自分の顔が気に食わなければ整形手術もやむを得ません。』だって。あめりかよね~。」
なんか、大変だねぇ・・・。
そんなに苦労して、いつ気が落ち着けるのかなぁ・・・。
「結婚したらでしょ。」
???あ・・・たし、いいわぁ。その本パス。そこまで苦労したくないもん。もういいよ。第一面倒だわ。

「え~、ナにいってるのよ~。あたしはもう焦ってるよぉ。22だしぃ。ゆうりあたしよりも年上ジャン。だから絶対飛びつくと思ったのになぁ。いつもいい男捕まえないしさ。焦った方がいいよ。いい物件なくなっちゃうよぉ。」
にゃにおう???


あたしは思わず熱いハーブティを勢いよく飲んでしまい、ゲホゲホと咳き込んだ。

おぬし、自分が若いからといってうぬぼれているな。成敗してくれる!と私は叫び、その後「ゴダイバチョコ(ゴディバのことよ)を今度差し入れでもってきてね。ツケにしておくから。」といって有無を言わさずに電話を切った。切る直前に受話器を耳から放した途端、彼女の哀れな声が聞こえたがそんなことはむしむし。あたしは勢いよく電話のオンボタンを押した。

しかし冷静に考えてみると、彼女のハナシはなかなか面白い論点があった。あたしは「なーるほどね」と納得し、ベッドにもぐりこみ眠りについた。

論点については、後日でも




結局書いていないのだけれども。

彼女の話はMARKETINGとSELLINGの関係に似ているとそのときに思ったのを思い出します。

MARKETING自体のコンセプトは、
プロダクト志向 :とにかく大量に作る

シーズ志向:作るものを特定する。

セリング志向:何とかして売る

顧客志向:顧客のニーズを探ってから、作る商品を考えていったり、売る方を工夫したりする。

社会志向:顧客志向を前提に、社全体の一員として、全体がより良い方向に進むように行動していこうとする考え方。

と変遷すると言われております(詳しくはマーケティングの本を)

彼女の話は、顧客志向かもしれないけれど、それだけでいいのかなー、と確か漠然と思ったような。

その後一昨年に、"Find a Husband After 35 Using What I Learned at Harvard Business School"とマーケティングを応用した本がでました。
興味のあるかたはどーぞ。
[PR]
by agua_de_marco | 2005-01-02 22:19 | 宛先はNY

<< 過去ログ:気楽にいきましょ<a...      過去ログ:ねこじた<at 20... >>

自問自答、自己満足、自我夢中な情報のみ
by agua_de_marco
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
カテゴリ
最新のトラックバック
世界報道写真展 2006..
from Shoulder.jp
スカーレット・ヨハンソン..
from アメリカデザイン日記 ver..
バレンタイン
from 青空とひなたぼっことコーヒーと
オーバー・ザ・トップ
from 築山ブログ有城
お子様ランチの謎
from 天竺堂通信
えーっ、何なの?
from ねこねこ空間
お蕎麦屋さんの幻メニュー..
from Short Cappuccino
秋の絶叫高級グルメ『ジビ..
from エンターテイメントcasTY..
秋の絶叫高級グルメ『ジビ..
from エンターテイメントcasTY..
恋のマイヤヒー・もすかう..
from 「薩摩宣伝隊+自由の戦士」ブ..
お気に入りブログ
リンク
検索
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧