夜分遅くにこんばんは、ゆうりです。
今日はタクシー帰り。首都高速を走っていると、すでに0時を過ぎているのに、明々とついたビルの中には、背広姿のサラリーマンの後姿がちらほらと。がんばりやーと内心思いながら外を眺めて帰ってきました。
したくはないけどせざるをえない残業。しないで済むのならいいんだけれどね。
さてここで質問です。あなたにとって1時間の価値はいくらですか?
こう聞かれたら、どう試算する?
先日「給与100億円」のサラリーマンが長者番付のトップになったということで、話題になった人の時給は1時間500万円!?とかなんとか計算しているマスコミもありましたが(んぐぐッ)。時間の機会費用の考え方で、当然の事ながら忙しい人ほど、所得の高い人ほど時間の機会費用は高くなるし、途上国に比べて先進国の人の時間の機会費用の方が高くなってます。
だけど、こんなこと毎日考えながら生きてないわよね。
どんな仕事をしている人でも、消費活動における2つの制約は考えておいたほうがいいですよ。
それは全ての活動には「お金」と「時間」がかかるということ(企画書にも時々使います)。この二つの制約で消費生活を行っているわけですな。でも、お金に関する制約は意識している人が多いけれども、時間の価値という制約に関しては見落としがちなんだよね。
6月10日が時の記念日であることから、セイコーが
現代人の時間の過ごし方(働く人編)について調査しています。
増やしたい時間は「趣味」「睡眠・休息」「自由な時間」「自己啓発」「スポーツ」ということで昨年度の順位とほぼ変わらず。そして減らしたい時間は「仕事」「特になし」「通勤・移動」「家事・育児」「睡眠・休息」。
「仕事」の後に「特になし」がくるのもびっくりだけれど、「必然的なもの」はできるだけ少なくして、「日々の生活から離れる」ことに対して「イソガシくなりたがっている」感がするのはあたしだけかしら?・・・といっても、「ほぼ毎日残業状態」「友達との予定=立たず」「ドタキャン多し」な私は「減らしたい時間がないけど増やしたい時間は多い」状態になってるから、なんとも言えませんな。
一時期チェーンメールとして出回った「86400ドルのプレゼント 」は、そんな「仕事にかまけるあたし」に警鐘を鳴らしていて、読むたびに反省してしまう。
「時は誰も待ってくれない、昨日は過ぎ去った。」
あまりにも痛いところを突かれすぎて、「んもうっ、わかってるわよ」とふてくされてみるものの、自分が「仕事・怪我・不健康」で、自分自身の時間だけでなく、他者との時間さえ捨ててしまったことに悔やまれる今日この頃。あたしの1時間の価値はますます下降傾向だなぁと霞がかった東京タワーを横目に、タクシーは首都高を気持ちいいぐらいの速さで走り抜けるのでした。
参照サイト
■vitamin X(
時間の価値)
「86400ドルのプレゼント 」
次のような銀行があると、考えてみましょう。
その銀行は、 毎朝あなたの口座へ86,400ドルを振り込んでくれます。
同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。
つまり、 86,400ドルの中で、あなたがその日に使い切らなかった金額は、すべて消されてしまいます。
あなただったらどうしますか。もちろん、毎日86,400ドル全額を引き出しますよね。
僕たちは一人一人が同じような銀行を持っています。
それは時間です。
毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。
毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。
それは、翌日に繰り越されません。
それは貸し越しできません。
毎日、あなたの為に新しい口座が開かれます。
そして、毎晩、その日の残りは燃やされてしまいます。
もし、あなたがその日の預金を全て使い切らなければ、
あなたはそれを失ったことになります。
過去にさかのぼることはできません。
あなたは今日与えられた預金のなかから今を生きないといけません。
だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。
そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。
時計の針は走り続けてます。今日という日に最大限の物を作り出しましょう。
1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。
1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に聞いてみると いいでしょう。
1週間の価値を理解するには、週間新聞の編集者に聞いてみるといいでしょう。
1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。
1分の価値を理解するには、電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。
1秒の価値を理解するには、たった今、事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。
10分の1の価値を理解するためには、オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に聞いてみるといいでしょう。
だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。
そして、あなたはその時を誰か特別な人と過ごしているのだから、十分に大切にしましょう。
その人は、あなたの時間を使うのに十分ふさわしい人でしょうから。
そして、時は誰も待ってくれないことを覚えましょう。昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。
明日は、まだわからないのです。
今日は与えられるものです。
だから、英語では今をプレゼント(=present)と言います。
作者不詳