世界一おいしいチーズ・サンドイッチ | Excite エキサイト
グリルドチーズサンドイッチというのをご存知でしょうか?
アメリカの食べ物といえば思い出すのはドーナツだのホットケーキだの高カロリー系を思い出しますが(最近はベーグルもだね、ってこれは低カロリーか)、同じように高カロリーなグリルドチーズサンドイッチの存在は意外と日本では知られていないのかもしれません。
グリルドチーズサンドイッチは、アメリカ版ママンの味の一つといえるもので、バターがついた面を外側にして、中にチーズをはさみカリッカリに焼いたものです。外はバターでべとべとカリカリなのですが、中のチーズはトロリン状態ということですね。
このグリルドサンドイッチの生まれに関しては諸説があるらしいのですが、最も有力な説が1930年代の大恐慌時代に生まれたとのこと。流通や低コストで高栄養なものを家族に与える為に生まれた苦肉の策だったのでしょう。また、手頃な価格のパンやチーズが市場に出回ったことも一般流通に拍車をかけた模様。
グリルドチーズサンドイッチに関しては、
○30%のアメリカ人がグリルドチーズサンドイッチを”アメリカで最も好まれている手作りのサンドイッチ”として挙げている
○もっとも好まれているサンドイッチの具はトマト、ベーコン、ポテトチップス、ピクルス、ハム
○毎年2億2千万個のグリルドチーズサンドイッチが家庭で作られている
○一人当たり毎年平均8.4個のグリルドチーズサンドイッチを食べている
などという調査結果が公表されていたり、
サンドイッチレシピコンテストが開催されると、アメリカ国内中から多くのレシピが集まるほどです。
まあ、こんなアメリカ版ママの味なのですが、今やそれが一番美味しい!と評判なのは
ロンドンにあるお店なのだとか。
というのも、エキサイトニュースによると「
アメリカのフード業界のカリスマ、ルース・ライクルが、かつて口にしたもののなかで最高の味と発言し、そこはいま世界の美食の首都となっている。」と。
え?ロンドンといえば、あまりにも食が×××って聞いていたはずなのに。
いったいどんなヒミツがあるのだ?と思うと、
ポワラーヌのサワードウ・ブレッドのスライス2枚と砕いたモンゴメリーのチェダー・チーズ(摂氏12度で18ヶ月熟成したもの)を使い、そこに5種類のたまねぎ及びニンニクでトッピングする。
なるほど。
そのヒミツのおかげで、
1分に1個に近いペースで今は売れているらしいです。
GWにロンドンにいく予定があるかたは、ぜひ行ってみてください。(いったら感想教えてね)
でも、GWは混んでてどこにもいきたくないよぅっていう方は、グリルドチーズコンテストで優勝したレシピに基づいて作ってみたらいかが?
優勝したグリルドチーズサンドイッチは「
カリビアングリルドサンドイッチ」
マンゴがはいったサルサソースを具として挟んだものです。写真で見る限りおいしそうよん。
レシピはこちら。