海なし県で育った私としましては、幼少の頃から「海辺」という響きにとてつもない憧れ&親近感を抱いておりました。
かといって、毎日海にいけるわけではないので、淡水(別名プールっていうんですね)の中でふがふがと泳ぐのが精一杯でございました。
だからこそ、「海辺」(かぎカッコ付)に対して過大なイメージと期待があって、
壱:海辺には海の家があってはいけない
弐:海辺には白い砂浜がなければいけない
参:海辺は水がきれいでなければいけない
刺(←漢字違いますから):海辺は磯の匂いがしてはいけない
などなど要望があるわけです。他には、パームの木があってぇなどもありますが。
なかなか日本の
海水欲情ビーチではこういうのはないですね。あったら教えてください。乗り込みます。
でも日本の海が嫌いというのではなく、好きなんですヨ。
数年前に茨城県の
五浦(イヅラ)海岸にいきました。私の定義する海辺には全くあてはまらないのですが、それはそれは楽しかったです。
岡倉天心が物思いにふけったらしい「六角堂」から見る風景は絶景でした。荒々しい波が打ち寄せる音や絶壁に生える黒松などは「自然の力」の凄さを見せ付けられます(ついでにここは「日本の渚百景」にも選ばれてますよ)。
自然の力も凄いのですが、同時に
岩ノリを採集しているおばちゃんがブツを分けてくれたり、
ホテルはそれを料理してくれちゃったり、
食料品店ではどうみても昔のパッケージだろうっていうポテチの袋にほこりがうっすらとかぶっていたり。
などなど、ローカルな体験を満喫することができました。バカにしているわけではありません。
茨城県、すばらしいですね。
いばらぎじゃなくっていばらき。
茨城県、すばらしいですね。
まだ昔ながらのヤンキー(w/ゴールドのネックレス)が生息。
茨城県、ほんとうにすばらしいですね。
日本にありながら、マイ・アミ祭りなんて開催 !
しかも
電撃ネットワークのライブなんかもやってます(なぜゆえに電撃ネットワーク?)。
こんどは
マイ・アミビーチをつくってくれたらうれしいなと願っております。
おまけ
いばらぎじゃなくって いばらき弁のオンライン辞書発見。2つ以上の方言を自在に話せる人をちょっとしたバイリンガルくらいすごいだろうという尊敬の念をこめて「
プチバイリンガル」(というらしい)を目指す人にはお勧め。