女性誌「着回し」企画に見るヘンな恋模様 | Excite エキサイト
Excite Bit コネタでは女性誌「着回し」企画に見るヘンな恋模様ということで、ヤングなOLには人気の高いWITH とMOREを取り上げ、その雑誌傾の特徴から女性の行動を見ております。
2誌ともに、「告白され→意識→仕事で失敗し、励まされ→付き合う」とか「彼と別れ→相談→誰かを紹介される→運命の人?」とか、「街で一目ぼれ→探して街をうろうろ→再会→つきあう」など、1カ月内で大忙しなのです。
ふっ、甘いよ。甘すぎるよっ、ママン。
一部の関係者の間では女性ファッション誌は「
白と黒」に分けられるとささやかれております。
いったい何が白か黒かというと、それは
モデルの肌の色。
先ほど取り上げたWITH MOREは大衆型雑誌であるため、モデルの肌の色は「
白」。そして、
スィートにかわいがってもらえる、子猫ちゃん系を装うわけです。ところが、「かわいいだけではだめ!」ということがわかってきたからでしょうか?近年は雑誌自体のパワーが不足気味な感じがします。
一方、がぜん力をつけてきたと思われるのが
、「黒」の「ギャル雑誌」。
黒のギャル達は、ターゲットの年齢の若い方から順に、「ティーンズギャル系雑誌」、「お姉ギャル雑誌」、「お姉様系雑誌」となり、究極は「ゴージャスセレブ系雑誌」へ移行する動きが見られます。
お姉ギャルとお姉様の違いはなにか?と言われれば、「
狩り」の姿勢の違いではないかと思われます。
黒肌やんちゃお姉ギャルの生き様マガジン!!がコンセプトになっている
Happienutsでは、
もっと黒く!もっと強く!!ということで、日サロ特集をし、「
イケイケnutsな自立部屋」ということで、彼氏の実家に一緒に居候(掃除洗濯は彼ママよ)を堂々と行っております。彼氏君は、同年代のガテン系が目立ちます。「今がよければイージャン!」という態度がありありです。
お姉様雑誌として挙げたいのは、「
ViViグラマラス」。中吊り広告で見た人は分かると思いますが、「
玉の輿倶楽部」という読者組織を作り、誌面で「玉の輿にのった奥様にインタビューを行っております。最新号では、イタリアまで行き、イタリア駐在サラリーマンなどと行う
イタリア合コンツアーの参加者を募集しております。
・・・・思わず募集しようかと・・・。いえ、うそです。そんなことできません。
したくもないです。
この黒の世界で見られる傾向としては、「
女は『強め』」がキーワード。
ViViグラマラスでは、コピー機の上で、会社の同僚を誘惑するシーンが広告になってますし、お姉様最高峰のゴージャス系雑誌
NIKITAは、「
乳間ネックレス」が特集されっぱなしです。女のわたしでさえ、どきどきさせられっぱなしです。
極めつけは、ランズキという雑誌。
「
強めセクシーで男受けも女受けもバツグン!時代はお姉ギャル!!」と歌い、
強めde汚目立ちな盛りテクのクラバーファッション特集では、鼻筋通りすぎて、顔の真ん中に白い”T”が浮き出ている真っ黒なおねーちゃんがわんさと載ってます。
そして真の強めギャルをチェックするのが、
コレ強め100というチェックシート。質問項目にあてはまる数が多いほど「強め」と言うらしいです:
・彼氏にバッグを持たせる
・彼氏のことを”オマエ”って呼ぶ
・逆切れ上等
・「は?」が口癖
は、まあ、予想つくって言えば言えるけれど、
・アイラインは油性マジックで描く
・アメは噛んで食べる
・スーパーの試食コーナーでがっつく
・ケンカが強い
もはや、「強め」かどうかではなくて、倫理上の問題ではないかと・・・。